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追い焚きがすぐに止まる!原因と対策を分かりやすく解説

追い焚きがすぐに止まる!原因と対策法

「追い焚きが止まってしまう」、「リモコンの追い焚きボタンを押してもお湯が温まらず、すぐに冷めてしまう…」そんなお悩みをお持ちではありませんか?

給湯器の追い焚きがすぐに止まってしまう原因は様々です。軽微なトラブル内容であれば自分で改善することもできますが、原因によっては給湯器そのものを修理したり交換したりする必要がある場合もございます。

そのため、追い焚きが止まるようになった際には、何が原因であるかと、原因に合わせた適切な対処方法を知ることが大切となります。

この記事では、追い焚きがすぐに止まってしまう原因について、詳しく解説しています。追い焚きできない原因ごとの解決方法と、追い焚き機能のトラブルを防止するための予防方法についても分かりやすくご紹介します。

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追い焚きがすぐに止まる原因と原因別の対策

給湯器の追い焚きがすぐに止まってしまう原因として、大きく分けて以下のものが考えられます。

循環フィルターの詰まり

循環フィルターが目詰まりを起こした状態になると、お湯がスムーズに循環できなくなり、追い焚きできなくなる原因となることがあります。

追い焚きは浴槽内のお湯を給湯器本体に循環させて温め直す機能です。

浴槽内のお湯の中には、小さなゴミや髪の毛、皮脂、水垢やホコリ、そのほか様々な汚れが混じったり浮遊したりしているのですが、循環フィルターは追い焚きをする際に給湯器本体に汚れが流れ込まないように絡めとる役割りを持っています。

この循環フィルターが詰まりを起こすと、正常に追い焚き機能が働かなることがあります。

追い焚き機能が搭載された給湯器には「自然循環タイプ」と「強制循環タイプ」の2タイプがありますが、どちらも循環フィルターの詰まりが起きると、追い焚きが止まってしまいます。

循環フィルターの詰まりの対策方法

循環フィルターを清掃して汚れを落とすことで、お湯の流れをスムーズにすることができます。

フィルターは取り外しが可能となっており、メーカーによって多少違いはありますが、基本的にはフィルターを手で持って左右どちらかに回すだけで、簡単に外すことができるように設計されています。

外したフィルターはブラシなどでこすり、流水をしっかりかけて汚れを落としましょう。

追い焚き用の配管が詰まっている

追い焚き用の配管が詰まっていると、循環不良を起こして追い焚きが止まる原因となることがあります。

追い焚き配管の中で詰まりが起こる原因の多くは、汚れやバイオフィルムが配管の中で蓄積したことによるものです。

入浴すると浴槽内のお湯の中には様々な汚れ物質が混じってしまいますが、髪の毛や体毛、ホコリや糸くずなどといった大きい汚れは循環フィルターがキャッチしてくれます。ですが、皮脂汚れ入浴剤、シャンプーやせっけんカス、人体に付着している菌などはフィルターを通過してしまうため、追い焚き配管内に流れ込みます。

配管内部に汚れが蓄積したり、雑菌の繁殖によってバイオフィルムが形成されたりすると、追い焚きの際に残り湯がうまく循環できなくなることがあるのです。

追い焚き用内管が詰まった時の対策方法

追い焚き配管の詰まりが軽微な場合、市販の配管クリーナーを使った洗浄が効果的です。

クリーナーは追い焚き配管専用の洗浄剤を使用するか、酸素系漂白剤でもかまいません。市販のクリーナーを使っても詰まりが取り切れない場合は、強固なバイオフィルムが発生していることが予想されますので、業者による専門的な洗浄作業を検討した方がよいでしょう。

バイオフィルムは細菌が集まって形成する「ぬめり」のかたまりで、バイオフィルムの堆積量が多く強固に付着した状態になると、市販のクリーナーでは詰まりが解消されず追い焚きが止まる症状が改善しないことがあります。

また、中途半端に汚れを落としてしまうことで、追い焚きが止まるだけでなく、雑菌や汚れが少しずつ剥がれて浴槽に排出されるようになるなど、状況が悪化するケースもございます。

ハウスクリーニング業者は専用の洗剤や機材を使用して追い焚き配管の清掃を行うことで、バイオフィルムの徹底除去はもちろん、カビやレジオネラ菌などの除菌も行ってくれるため安心です。

そのため、追い焚き配管を長期間洗浄していない場合や、作業に自信がない場合はクリーニング業者の利用をおすすめします。

残り湯の量が少なすぎる

浴槽内の残り湯の量が少ない場合、追い焚きができない・追い焚きがすぐに止まる原因となります。

残り湯の量が足りていないと、お湯を吸い込むポンプがうまく作動しません。また、空焚きを防止するために給湯器の安全機能がはたらき、追い焚きを自動的にストップしている可能性もあります。

残り湯が足りない場合の対策方法

残り湯が足りていない場合、十分な量に達するまでお湯を追加してください。

追い焚き機能を作動させるために必要な湯量は、お使いの給湯器の機種やメーカーによって異なる場合があるため、取扱説明書を確認されることをおすすめします。

追い焚き後用の熱交換器が故障している

追い焚き用の熱交換器は「ふろ熱交換器」とも呼ばれており、浴槽内のお湯を温め直す追い焚き専用の部品です。

追い焚き用の熱交換器が故障したり不具合を起こしたりすると、追い焚き機能が正常に働かず、すぐに止まってしまいます。

故障や不具合が起きる原因は様々です。例として、経年劣化(寿命)であったり、停電による一時的な誤作動、周辺部品の故障や不具合の影響、汚れや詰まりなどが挙げられます。

熱交換器が故障したときの対策方法

追い焚き用の熱交換器が、停電などの影響を受けて一時的に誤作動を起こしている場合、電源を入れなおすことで症状が改善する可能性があります。

熱交換器が故障している場合は、部品の修理または交換、もしくは給湯器そのものの交換が必要です。

修理や交換は自分ではできないため、メーカー対応または一般業者を利用して対処してもらいましょう。

制御基板が故障した

制御基板に故障・不具合が生じると、追い焚き機能が正常に作動せず途中で止まってしまうことがあります。

制御盤の故障原因は、経年劣化のほか、落雷や漏電の影響、初期不良、水滴やホコリなど異物の付着などの理由が挙げられます。

制御基板が故障したときの対策方法

基板の修理または交換、給湯器そのものの買い替えが必要となります。

熱交換器と同様で、基板の修理交換もメーカーまたは一般業者などに依頼して対処してもらいましょう。

サーミスタや電気系統が不具合を起こしている

給湯器内部のサーミスタ(温度センサー)や電気系統に不具合が起きると、追い焚きがすぐに止まる原因となることがあります。

具体的には、温度を検知するサーミスタが断線や短絡(ショート)によって異常をおこしたり、電気系統に不具合が起きてリモコンが正常に動作しないなど。

これらの症状は長年使用した給湯器にみられるケースが大半で、初期不良で起きることは珍しいと言えるでしょう。

センサー・電気系統が不具合を起こした時の対策方法

センサーや電気系統に問題が起きた場合、給湯器そのものの修理または交換が必要となります。

上記でご紹介した熱交換器や制御基板と同じく、給湯器の内部部品の修理対応は原則としてメーカーが行うため、修理を検討されている場合はメーカーに直接連絡・依頼するようにしましょう。

交換する場合は、値段が安く対応が早い一般業者の利用がおすすめです。

追い焚きが止まる給湯器は、修理と交換どちらを選ぶか

給湯器の耐用年数は約10年と言われており、修理か交換かを決める目安でもあります。

簡単に言うと、「故障した給湯器が使用開始から10年未満なら修理、10年以上経過しているなら交換」です。

その理由について、以下で詳しく解説します。

修理がおすすめの場合

給湯器が10年未満で故障した場合は、修理がおすすめです。

今使っている給湯器のうち、不具合のある部分・部品のみ補修するため、給湯器本体の交換よりも出費を抑えることができるからです。もし保証に加入されているのであれば、修理費用が発生しない可能性もあります。

ただし、保証の規定と条件に当てはまっていること、指定された期間内であることが条件です。また、出張費が別途発生することも把握しておかなければなりません。

給湯器修理の依頼先

追い焚き用の熱交換器を含む給湯器の内部部品の修理または交換は、メーカー対応となります。

そのため修理が必要な場合は使用されている給湯器のメーカーに相談・申し込み手続きを行いましょう。

交換がおすすめの場合

使用期間が10年を超過した給湯器が故障した場合は、寿命なので交換がおすすめです。

主な理由として「安全面」と「費用面」の2点があります。

まず安全面について、10年以上使用した給湯器は構成部品や配管などが経年劣化で傷んでおり、故障内容によっては漏電・火災・爆発・一酸化炭素中毒ほか、様々な事故を引き起こす可能性があります。

古い給湯器は故障個所が複数ある可能性が高く不安定な状態ですので、安全のために機器そのものを交換すべきと言えるでしょう。

次に費用面について、古い給湯器は無理に修理せず交換した方が、結果的に費用を抑えられる可能性が高くなります。

前述のとおり、長期使用した給湯器は故障個所が複数あることがほとんどで、1度の修理や1箇所だけの修理で済まないケースが多々あります。故障のたびに修理を繰り返すと、出張費やメンテナンス費用、部品代が毎回かかってしまうことから、費用がかえって高くなる恐れがあるのです。

給湯器交換の依頼先

給湯器を交換する場合は、資格を持った業者への依頼が必要となります。

メーカーやガス会社、ホームセンターや家電量販店、工務店や専門店などが対応してくれるでしょう。この中でおすすめは、給湯器交換の専門業者です。

専門店は地域密着型が多いため、予約が取りやすく、急な依頼にも当日から数日以内に対応できることが多いです。

給湯器の割引率も高めで、交換費用が比較的安いというメリットもあります。ただし、業者の数が多いため当たり外れが大きい点には注意しなければなりません。

資格保有者が所属しているか、料金は適正・相場であるか、保証や対応に問題はないかなどのポイントを押さえて、自分に合った業者を見つけましょう。

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自分でできる!追い焚き機能を長持ちさせるための予防策

追い焚き機能を長持ちさせる方法は、給湯器そのものの寿命を延ばす方法でもあります。

給湯器は生活には欠かせない家電製品でありながら、交換設置にかかる費用は比較的高額です。長期間にわたって安全・快適に給湯器を使うためにも、正しいお手入れや定期的なメンテナンスは非常に重要となります。

ここでは、ご家庭内でできる追い焚き機能を長持ちさせるための予防策を解説します。

循環フィルターの清掃方法

循環フィルターが汚れていると、お湯の循環が阻害されて追い焚きがすぐに止まる原因となります。

循環フィルターは目が細かいため、皮脂汚れやせっけんカスなども蓄積して目詰まりを起こすことがあります。髪の毛やホコリなど目に見える汚れが溜まっていなくても、こまめな清掃が必要です。

フィルターを掃除する際は、取り外してから柔らかいブラシで汚れを落とし、よく洗い流します。

循環口の入り口部分も掃除しておくと、より清潔な状態が保てます。

ブラシは金属製のものを使用するとフィルターを傷つけたり破損させたりする恐れがあるため、必ず柔らかいものを使用してください。専用のブラシを用意しなくても、不要になった歯ブラシなどを使用してかまいません。

汚れが強固な場合、浴室用の中性洗剤や、酵素系漂白剤などを使用するのもおすすめです。

追い焚き配管の清掃方法

追い焚き配管の洗浄は、強制循環タイプで2か月に1回、自然循環タイプで1か月に1回程度が理想的です。

追い焚きの回数が多いご家庭では追い焚き配管にバイオフィルムが発生しやすいため、回数を増やしてもよいでしょう。

追い焚き配管の掃除は、強制循環タイプと自然循環タイプで方法が異なります。

強制循環タイプの給湯器の追い焚き配管は、浴槽内にためた水に洗浄剤を混ぜたあと、追い焚き機能を使って洗浄します。自然循環タイプの給湯器の追い焚き配管は、追い焚き機能を使用せずに洗浄します。

それぞれ、手順は下記の通りです。

強制循環タイプ(1つ穴タイプ)の追い焚き配管洗浄の手順

  1. 給水口の5センチ上あたりまで水を溜める
  2. 強制循環タイプ専用の洗浄剤もしくは過炭酸ナトリウムを入れる
  3. 40℃から50℃の設定で追い焚きを行う
  4. 60分程度放置する
  5. 再び、5分ほど追い焚きを行う
  6. お湯を全て排水して、再度給水口の5センチ上あたりまでお湯を溜める
  7. 追い焚きを5分ほど行う
  8. 排水してフィルターを取り付ける

自然循環タイプ(2つ穴タイプ)の追い焚き配管洗浄の手順

  1. 循環口の下の穴(吸い込み用の穴)を、タオルなどで塞ぐ
  2. 循環口の上の穴(掃き出し用の穴)に、洗浄剤か過炭酸ナトリウムを入れる
  3. 上の穴に50℃から70℃のお湯を注ぐ(洗浄剤または過炭酸ナトリウムを配管内に流し込むようにする)
  4. 2時間ほど放置する
  5. 下の穴を塞いでいるタオルを取り外す
  6. 穴の内部をお湯で洗い流す
  7. フィルターを設置する

まとめ:追い焚きがすぐにとまる原因と対策方法

給湯器の追い焚きがすぐに止まる原因は、循環フィルターや追い焚き用配管の詰まり、残り湯の量が少ない、給湯器の内部部品の故障や不具合など、1つではありません。

追い焚き機能を復活させるには、原因に合わせて正しい対処方法を試すことが大切です。

循環フィルターや追い焚き用配管の詰まりは、ブラシや洗浄剤を用いた洗浄が効果的であり、こまめに掃除することで詰まりの予防ができます。

浴槽内の残り湯が少ない場合には、ポンプの動作不良や空焚き防止機能の作動によって追い焚きが止まってしまうため、循環口を超える水位までお湯または水を追加する必要があります。

熱交換器や制御基板やサーミスタなど、給湯器の内部部品が故障した場合は、自分で対処できないためメーカーや業者による修理交換作業が必要です。

給湯器は耐用年数が10年のため、10年未満の故障は修理、10年目以降の故障は交換が良いでしょう。修理の場合はメーカー対応、交換の場合は対応が早く料金も比較的安価な専門業者の利用がおすすめです。

当サイトには、給湯器交換業者を掲載しております。給湯器交換をご検討の際は、ぜひご活用ください。

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